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業績関連
2023.03.31
2022年度末振り返り
2022年度の出来事として、こちらのホームページリニューアルを含めさまざまありましたが、院内での各種表彰がありましたのでご報告です。
①東大病院アワード グループ部門:優秀賞
チーム名:Code Blue & Rapid Response Team
メンバー:救命救急センター看護師及び救急・集中治療科スタッフ
入院中の方がなんとなく具合が悪いな、といった時に発動されるのが「Rapid Response System(RRS)」です。これは早期に対応をすることでさらなる重症化を未然に防ぐ狙いがあり、他の病院でも導入されています。
当院では、救命救急センターの看護師が窓口となり、RRSが発動された際には当科医師が患者さんを診察、必要に応じて治療介入したり場合によってはICUへの移動を進言したりするなどして対応をしています。
今回は、こちらの活動が2022年度東大病院アワードのグループ部門で、なんと優秀賞をいただきました!
私たちの活動が認められ受賞に至ったと思うと、誇らしいとともになんとも身が引き締まる思いです。
引き続き院内の安全のために、他科の医師や各病棟の看護師さんなど、他職種連携を深めながら救命救急センタースタッフ一同、精進して参ります。よろしくお願い申し上げます。
(写真:撮影時のみマスクを外しております)
②クリニカル・クラークシップ ベスト診療科:3位
大学病院ということで、各診療科・部門では医学生の実習にも対応しています。医学科4年生からはクリニカル・クラークシップという診療参加型臨床実習が開始されますが、こちらで学生さんからI期(4~5年生)、II期(5~6年生)ともにベスト診療科として3位に選んでいただきました(両期間ともにベスト3内に選んでいただけたのは当科のみです)。
それだけ学生さん方にとって実りのある実習を提供できたのであれば我々としても嬉しい限りです。卒業後にも何らかの糧になるよう、当科ではこれからも指導の充実に努めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
③優秀指導医賞 山本幸先生
「優秀指導医賞」は病院内で、臨床研修医への教育・指導に大きな貢献を行なった医師に対して毎年表彰されるものですが、2022年度では全部で10名の医師が表彰され、そのうちの一名に当科の山本幸先生が選出されました。おめでとうございます。
以下、受賞コメントを引用させていただきます。
(東京大学医学部附属病院 総合研修センター より)
「時代と共に臨床研修医の勉強スタイルも変化している昨今。我々指導医も時代に即した教育方法を模索していく必要があると感じています。救急・集中治療分野でも人工知能(AI)による診療開発が進んでいますが、AIにはない医療従事者の強みである臨床的直感力と判断力、人間関係構築、倫理的判断、コミュニケーション能力などを培う場が提供できるよう、今後も研修医教育に邁進していきたいと思います。この度は3度目となる優秀指導医賞、誠にありがとうございました。