研修について初期研修について
- 救急・集中治療科-東京大学医学部附属病院
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初期研修の特色
救急・集中治療科では、救急外来(ER)と救命救急センターICU/救急病棟との救命救急センター全体を同じ期間に研修するシフト制となっています。ERでは後期研修医やスタッフの指導のもと、二次救急、三次救急ともに診療にあたり、さまざまな症例を診ることができます。どこに行っても役に立つ、鑑別を考えながら必要な問診・診察や検査を進めていく力をつけていきましょう。身体診察のほか、心電図や超音波検査など侵襲度の低い検査は積極的にやりつつ、場合によってはAlineやCVなどの手技も行う機会があります。また病棟勤務も同時に行うことで、自分が外来担当の時に入院した患者さんの入院後の経過も見ていくことができます。ECMOや人工呼吸器、腎代替療法など、一般病棟では見られないさまざまなデバイスを用いた集中治療に触れましょう。
ICU1、ICU2の研修では、臓器移植や大きな手術の術後管理や院内急変の対応など、救命救急センターとはまた違った患者さんたちを、主治医の先生と一緒になって治療していきます。特殊な状態での全身管理を一緒に勉強していきましょう。
当直の振り返りやちょっとしたミニレクチャーなども行っています。