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2023.11.06

学術報告

文化の日ということで(過ぎてしまいましたが)学術的なご報告を。
まずは論文から、
現在アメリカに留学中の大沢樹輝先生の論文が、集中治療医学領域のトップジャーナルであるCritical Care誌に掲載されました(Targeted therapy using polymyxin B hemadsorption in patients with sepsis: a post-hoc analysis of the JSEPTIC-DIC study and the EUPHRATES trial. PMID: 37344804)。今回の研究では、重度の凝固障害と高乳酸血症を伴う敗血症患者群はエンドトキシン吸着療法の潜在的なレスポンダーであることを明らかにしました。

続いて学会発表です。
第34回日本急性血液浄化学会学術集会では、「敗血症に対する血液浄化法~私たちはこうしている~」と題したシンポジウムに中村仁美先生が東京大学での敗血症性AKIに関して発表を行いました。欧州集中治療医学会(ESICM)の年次集会LIVES 2023(ミラノ)では、權頭嵩先生が「Comparative Effectiveness of Dexamethasone, Methylprednisolone, and Prednisolone in Hospitalized Patients with COVID-19」という演題を発表しました。
11月末には日本救急医学会総会・学術集会が行われ、こちらにも複数名参加予定です。学術集会が続きますが、これらから得られた学びを日々の臨床にも活かしていきたいと思います!
 

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東京大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学教室

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