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2024.07.19
令和6年能登半島地震の災害派遣チームメンバーによる報告会開催
能登半島地震発災から半年が経ち、水道や電気、道路といったライフラインの復旧は少しずつ進みつつあるものの、依然として避難を余儀なくされている方も多くいらっしゃることと思います。被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げるとともに一日も早い復旧をお祈りいたします。
発災直後より医療福祉面への支援として、日本DMAT(Disaster Medical Assistance Team: 災害派遣医療チーム)、JMAT(日本医師会災害医療チーム)をはじめ、感染症の専門家や精神ケアの専門家、福祉の専門家まで、さまざまな団体が協力して活動が展開されました。当院からも日本DMAT隊を1月17-21日に、JMAT隊を2月5~11日に派遣しました。また、DICT(災害時感染症制御支援チーム)メンバーの派遣も行いました。これを受けて先日7月12日に「令和6年能登半島地震の災害派遣チームメンバーによる報告会」を行いました。
実際に現地で活動してきた医師、看護師、薬剤師、派遣を支えた事務部など多職種から、それぞれ写真を交えて現地の被災状況や活動内容について報告がありました。また報告会会場では、派遣中のメンバーと東大病院後方支援との連絡のやり取りを記載したホワイトボードシートなども掲示され、当時の臨場感のある状況を院内の医療従事者と共有しました。
今後も災害拠点病院として災害対応への取り組みを強化してまいります。